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【スマートホーム.log #002】GoogleHomeを導入した話

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TL;DR

・半額セールで買ったけど、定価だったら割高感がある
・現状、単体でできることはあまり多くない
・スピーカーの性能が値段に見合わず低い
・IoT家電の音声インターフェースとしては優秀
・買うなら「GoogleHome Mini」でいいんじゃない

 

半額セールでGoogleHomeを買った

昨年末のばら撒きセールで今話題のAIスピーカーであるGoogleHomeを購入した。
購入したのは小型のMiniではなく普通の大きさの方だ。
定価で購入すると¥14,000と、そこそこいいお値段がする。
はじめに言ってしまうが、GoogleHomeに限らずスマートスピーカーの類は「これがしたい」と言う明確な目的と、実現可能な算段がある人以外にとってはまだ買い時ではないと思う。

 

単体ではあまり役に立たない

GoogleHome単体での使い道は現状そんなに多くない。これはおそらく他のスマートスピーカーも同じだろう。(使ったことが無いので断言はできない)
Web検索、職場までの交通状況のお知らせ、スケジュールやニュースの読み上げなど、「あれば便利」な機能はたくさんあるが正直¥14,000払ってまで使いたい機能ではない。
音楽を聴くのも月額¥1,000程度の有料サービスへの登録が必須だ。
年末のセールではかなりの台数が売れたようだが、もしかしたら3ヶ月後*1には大量のGoogleHomeが中古屋に並んでいるかもしれない。

 

ハードウェアについて

スピーカー

スピーカーには期待しないこと。
低音過多で高音が伸びないため、全体的に音が籠っているように聴こえる。¥4,000だと言われれば納得も出来るが、¥14,000だと言われると首をかしげたくなる。
イコライザでの音質の調整もできるが「あってないようなもの」だと思った方が良い。

マイク

賃貸アパートの6.5畳程度のリビングに置いているが、声が届かず困ったことは無い。同じ部屋の中からならば通常会話程度の声量で十分音声を認識してくれる。

ただし、同じ部屋の中で他の人が何か喋ってたり、GoogleHome以外のスピーカーから音楽が流れていたりすると正しく音声を拾えないことが多い。
また、部屋の外(廊下やロフト)から話しかける場合は、少し声を張らないと認識してくれないことがある。
私のような1人暮らし用の賃貸アパートなら1台で何とかならない事もないが、ストレスなく使うなら各部屋に1台ずつ置くのが良いと思う。
因みに、マイクの性能は下位機種のGoogleHome Miniでもほぼ同等らしい。

 

IoT家電のインターフェースとしてのGoogleHome

GoogleHomeの真髄はIoT家電の音声インターフェースとしての役割だと思う。実際、私のGoogleHomeの使い道の8割はこれだ。
搭載されているGoogleAssistantは日本語の認識能力が非常に高い。比較記事によると日本語認識に能力に関してはAmazonのAlexaよりもGoogleAssistantに分があるらしい。
高い日本語の認識能力はIoT家電をストレスなくボイスコントロールするために欠かせない重要なポイントだ。
因みに、GoogleAssistantはクラウドで動作しているAIプログラムであるため、下位機種のGoogleHome Miniでも全く同等の性能を発揮する。

 

つまり何が言いたいか

音声インターフェースとしてのGoogleHome(GoogleAssistant)は優秀だが、単体での機能はあんまり期待しない方が良い。
もし買うなら下位機種のGoogleHome Miniにしといたほうが良いと思う。

あっちはUSBからの電源供給で動くしね。

*1:GoogleHomeにはPlayMusicの3ヶ月分無料チケットが付いてくるが、期限が切れたら当然「無料で音楽聞き放題」ではなくなる。